925 天王像を両面に浮彫りした空心磚(唐末〜五代)

925 天王像を両面に浮彫りした空心磚(唐末〜五代)

本体の高56.3�僉8�さ7.1�僉�左右29�僉�
台を含む高64.4�僉A軆杜�17.4kg。

本品より1回り大きい磚が中国の国宝になっており、「中国国家博物館」の所蔵です。
それは河北省曲陽県の「後梁国(10世紀)」の王墓から出たと言います。

本品は同時代の墓から戦前に出て渡来していたものです。
天王は「四天王」など有能な人物の例えに今も使います。

仏法を守護する神のひとつで、本品の場合、竜を頂いて臥牛の上に立つのが迦毘羅神王(天王)で、鹿の上に立つのが那羅延神王とされます。

この像は西域起源の神で、北インド出身の那連提黎耶舎などの僧侶に依り「大集経」などと共にもたらされた様です。
本品は第二次対戦前の清国の混乱期に日本に来た様です。

同図の物が「中国国家博物館」の名品展に出され(東京国立博物館2007年1月2日〜2月25日)た時、まさか国宝級だとは知らず、3月号の校正に追われて、展示を見に行けませんでした。
本品は山西省出土と伝わります。

箱なし。展示代付き。
900,000円(税込990,000円)