会社概要

設立

1967(昭和42)年4月『日本文化に関する図版資料の収集と提供』を目的に、任意団体として発足いたしました。
その後、順調に発展し、学研『原色現代新百科』小学館『ジャポニカ百科』講談社『ナポレオン百科』新人物往来社『歴史読本』増刊シリーズ、毎日『一億人の昭和史』シリーズ等に多くの資料を提供しました。それらは古書店で今も見られます。
1979(昭和54)年、重要文化財の木版を使い『群書類従』全666冊の刊行を開始する大役を引き受けるに際し、株式会社に変更。翌年から刊行を開始。
その後多くの古典籍の複製事業、図録の作成を手掛けました。

事業の変容

一方、1970(昭和45)年頃から、文化大革命による中国文化財の大々的破壊の惨状が知られる様になりました為、1978(昭和53)年に機会を得て大陸に渡り、追々に人脈を築いて、当時の公安当局其他の幅広い協力を得られる様になり、破壊対象の古文物の一部を、海外に避難させる道を開きました。これは成功を収めすぎて、津波の様な古文物流出が始まります。
丁度大学教育の変貌によって、専門書の需要が激減しましたので、現在は中国を主とする古文化財の販売と鑑定を柱として活動しております。
(但、出版社として蓄積した資料、貴重図書の類は、研究機関に寄贈した一部の物を除いて、再び陽の目を見るチャンスを待ち続けております。)