高6.7�僉8�径12.8�僉�重175g。
佐波理は銅に僅かに他の金属を混ぜた古代の合金で、錆びない内は僅かに黄身帯びた白色です。
打つと澄んだ美しい音が響くので「響銅」の字を当てる事も有ります。
「枕草子」に「貴(上品で美しい)なる物」として「新しい鋺に欠き氷を入れて甘いシロップを掛けた物」とあり、この鋺が上流社会で愛好された事が判ります。
佐波理製品はロクロで表面を削り上げてあるので、特有の気品と緊張感が漂い、ひと目で只の銅器と区別出来ます。
茶道で佐波理と呼ぶ物の大半は後世の銅器で、本物は正倉院。法隆寺。古寺などわずかな伝存しか有りません。
寺宝の中には出土品もありますが、宝蔵中に手で触れる内に、更に艶が生じ、漆黒や灰黒色の石の様になります。
本品も同様にその様になります。
是非、寺院や博物館でお伝え頂きたい名品です。
桐箱入り。