065 砧青磁碗(南宋)

065 砧青磁碗(南宋)

高さ6.8�僉8�径15.1�僉�重320.2g。

《最も高い評価の青磁》
支那大陸の青磁は全世界で珍重されています。
わが国ではこれを砧・天竜寺・七官の3種に大別し、砧を最も珍重しました。

千利休所蔵の花瓶に、布を柔らかくするために叩く砧に似た形の物が有ったから、それが語源だとする等の諸説が有ります。

有名な話では、室町将軍家から「ひびがはいったので、新しい物を買いたい。」として見本に送られた茶碗を、「こういう秀れた作は、今は造れないから」と言って、大陸で罅をの部分に鎹を打って送り返して来た。
その鎹を蝗に見立てた馬蝗絆という国宝の碗が有ります。
本品と釉色も形も良く似ています。

砧青磁は、造られた期間は長くなかった様で、その為、本物が民間に出る事が稀でした。
今も海外のオークションでは1000万円を超える例が有ります。

私共の物は、1980〜1990年代の「改革開放時代」入手の物です。
旧蔵者に依る「群千鳥」の銘が有り、美しく墨書され、薄茶色の緞子の仕覆に包まれています。
こういう歌を詠める人は、もういない。

仕覆・桐箱入り。
1,800,000円(税込1,980,000円)