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天鶏壺は注口が雄鶏の頭の形に造ってある水注。
三国時代〜六朝期の古代越国の故地で造られました。
六朝になると方々に技術者が迎えられ、五代の呉越国(907〜978)で焼かれた余姚窯のい青磁は「秘色」と呼ばれ珍重されました。
わが国の「枕草子」にも登場します。
《竜泉窯の先駆》
「古青磁」と呼ぶ越州の青磁は、釉色が不安定ですが、本品は理想的なオリーブ・グリーンです。
越州窯の作は、皆この色を目指していました。
中でも天鶏壺の様に大きい物は、全体がこのオリーブ・グリーンになる事が難しく、2011年に私共で類品を150万円でお納めした事が有ります。
本品は神道系の団体の美術館の旧蔵品です。
同館の解散で、私共が買いました。
桐箱入り。