505 金銅銀錯の如来像(チベット密教)

505 金銅銀錯の如来像(チベット密教)

高さ約71�僉澪険μ�61�僉澑�行約50�僉�
 
全身を黒褐色の古銅色に造り、御身体の露出部分を金色に鍍金して仕上げてあります。
御顔は鍍金の上に更に本金泥で加飾をしています。この彩色は、わが国では一度行うと二度としませんが、チベットでは檀徒が功徳を積むため資金を出して、時々塗り直します。

掲出の仏像は造像後70年経っており、御身体は古色に包まれていますが、御顔はその間に何回か塗り直しており、古色が有りません。 非常に美しい御顔の釈迦像です。
衣と蓮華座は鋳造後に改めて鑿(のみ)で図紋を彫り上げていますので、深々と鋭く気品が有ります。

衣の襟には薄い銀板を被せ飾ってあり、蓮華座は鍍金と銀板の両方を駆使して飾ってあります。
この像は、釈迦の子孫を名乗るネパールのサキャ族の仏師が造ったもので、デパート等で売る類いの物とは質が違います。

箱なし。

銀は経年により黒くなり、写真では判然としない部分が有りますが、布でこすれば銀色に光ります。
箱なし。

※この作に使われているアマルガム鍍金は、東大寺大仏にも施された往古の技法です。
この鍍金法は電気メッキよりも金を多く使用します。
更に水銀を使い、人体に悪影響を及ぼし、現在の日本では公害の見地から、基本的に禁止されています。
1,300,000円(税込1,430,000円)