本品は西チベットのグゲ王国という、今は亡びた王国の仏像に収めて有った物と伝えられ、18世紀以前の作と伝えます。
偶々数本入手して、時々広告しています。
銀製の独鈷に、エメラルド・ルビー・サファイヤ・珊瑚を飾って創っています。
《用 途》
特定の僧院に伝存した物で、法会で参衆の前で用いる他に、高僧の除災・破魔のお守りにするのだそうです。
《尊 像》
最上部の珊瑚の下に宝冠型の飾りを置き、その下段に3つの護法尊の顔を浮彫りし、髪や装身具に鍍金をしています。
一度入手しただけで、その後入荷せず、素材も工賃も驚く程に高騰したから、コピー品の類いも存在しません。
使用している宝石が高価な物ばかりなので、私共の売り値は安すぎたそうです。
「価値を認識していないとは‥‥」と現地の人から嘆かれました。
ただそれ以上のお話を伺えなかったので、安値のままお納めします。
箱なし。