高20.7�僉D垢�21.9�僉I�10.1�僉�重753g。
全体に褐釉(実は透明釉。胎土の褐色が透ける)を掛けた武者と、同じ施釉の馬とから成る像。
2022年に上野の森美術館(東京)で開かれた「兵馬俑と古代中国」展に、同じ褐釉で同じ造りの武人俑が2体出て、やっと正体が判明しました。
本品は前漢の皇帝「景帝(在位は前157〜前141。武帝の父)」の陵墓から出た物です。
武帝は軍事的な功績で、漢の中でも特に有名ですが、度々の遠征の財政基盤を築いたのが景帝です。
「兵馬俑と古代中国」展に出展されていた俑と同じ工房で造ったと判る「同じ顔立ち」の武人です。
本品と同じく馬に跨る姿ですが、本品の無事の方が造りが精巧で、長いマントや冬の頭巾と思われる被り物、腰高に締めた腰帯の細部が判ります。
またこの馬は頭を防護する馬面を装着しており、尻尾を高くはね上げた姿と共に、類例の余り無い作風です。
漢代の墓は被葬者の好みで副葬品が大きく異なります。
一度きりの入手の好機と思います。
桐箱付き。