035  安南染付碗(16世紀頃)

035  安南染付碗(16世紀頃)

高さ6.5�僉8�径15.4�僉�重さ247g。

柔い霧の様に全体を包む白釉の中に、渋く上品なコバルトで、仏舎利塔の様な抽象紋を見込中央の二重圏紋の中に、まとめて1つの星形にし、胴の外壁にも仏舎利塔型の紋を巡らせています。

見込み内に淡いオレンジの斑が有るのを、旧蔵者が喜んで「夕焼け雲」に見立てました。
「夕雲」と名付け、和歌を付してあります。
明るい所で見ると、本当に美しいオレンジ色の夕雲の様です。

「うすがすみ(薄霞) まだ暮るるともなき空を 雲はあかね(茜)の色に染みけり 此主詠
(薄く霞む空よ まだ日が暮れるわけでもないのに西の空の雲は 早くも茜色に染まっているよ)」

仕覆はベージュの地に濃い茶の紐を掛けてあり、碗と箱書きと私服の緞子とが一体となった美を楽しめます。

桐箱・仕覆付き。
180,000円(税込198,000円)

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