016 珍しい五代(907〜960年)の三彩壺(10世紀)

016 珍しい五代(907〜960年)の三彩壺(10世紀)

高さ14.7�僉7�15.2�僉�

唐三彩は安禄山の乱(755年)を境に廃絶しましたが、技術は細々と残って、奈良三彩や宋・遼・金の三彩に生まれ変わります。
ところがそれ迄を繋ぐ作品が、ほとんど現存しません。
本品はその稀少な現存品です。

胎土と器形は8世紀の風を良く残しており、釉の質と緑彩の施し方が、後の宋や金の三彩と同様です。

落ち着いた彩りと愛らしい器形は、鑑賞陶器としても魅力的ですが、三彩の歴史を語るには極めて貴重な名品と言えましょう。
釉はげ1箇所直し。

桐箱付き。
260,000円(税込286,000円)