高さ10.8㎝。幅4.1㎝。厚さ1.4㎝。重さ103g。
紀元前2800年頃を中心に浙江省北部から江蘇省南部の太湖辺りにかけて栄えた良渚文化は、玉器を大量に遺しているので、「玉器時代」と唱える人もいます。
稲作を行い、水牛や豚や羊を育てました。
遺跡からは璧や琮や鉞や鳥獣を象った玉製品が出ますが、それらは「白化」と言って表面が乳白色に変色した物が多く、1つの特徴となっています。
その中には後代に伝わり、王侯のい墓から出現する物も多いので、その墓の時代に依る年代表記をされている物も稀ではありません。
本品は表面が白色になり、一部分が土中の鉄分で茶色に変色しています。中は淡灰緑の青玉です。
上海博物館に本品とほぼ同寸(高さ10.3㎝「中国文物精華大全・金銀玉石巻」P.26ー079)の殷代の青玉人が有ります。本品はそれよりも古いから、作風が素朴です。
共に佩飾(身に着けた装身具)だろうとされています。
桐箱付き。