複数在庫。個体差あり。
(右端の玉)天地約22ミリ。重20g余り。
(左端の玉)「扶南玉」と呼ぶ(インドネシア地方の1〜6世紀の物)とされます。小さいけれども名品。
ジャワ島では13世紀末に政変が起こり、敗れた側がマジャパイト島に逃れました。
ところがここで造ったガラスのトンボ玉が、貿易用に通貨として使われ、以来
『ジャワ玉』として愛好されました。
やがてオランダ等も極東貿易に真似た物を使ったので、欧州へも人気品として移出されました。
日本でも16世紀から「南蛮渡来の品」として珍重された様です。
模造品が多く、市販の物は殆ど後世の作ですが、本品は真正品。