高12.6�僉Ｉ�13.2�僉８�5.6�僉�重137.6g。
伝説の鳳を象った銀の水注。酒を入れたのでしょう。
鳳の脚下に瑞相の花が開いています。
鳳は、拡げた翼が器を包む様に造られ、頭が注口になっています。
草原民らしい野趣に富む作風。
唐末の北支那は契丹族が台頭して、遼王朝が台頭する時代でした。
製作地は恐らく唐の国内で、契丹貴族向けの輸出品でしょう。
契丹人は遊牧民族でしたから、金銀を好みました。
近年「契丹の黄金展」が開かれました。
その中には唐人の作か契丹の作か判らない物が幾つか有りました。
本品は契丹人の好みに合わせた晩唐の作か、契丹人の作か、それが判る時が楽しみです。
桐箱付き。
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