(右)長約6�僉�重101.7g。
(左)長約6�僉�重107.4g。
獅子は後漢(25〜220)に仏教と共に伝わったので、支那の人々は見た事が有りませんでした。
それで在来の辟邪(空想上の魔除けの霊獣)に似せて姿を創りました。
頭上に1条の髪束を長く造り、眉庇を高く出っ張らして、虎との違いを示しています。
鍍金の保存は極めて見事で、黄金製かと見紛います。
支那の古典には「黄金」の器物が頻りに出ますが、その殆どが鍍金でした。
黄金は庶民の手にする物ではありませんから、表面が金色なら全て「黄金」と表記しました。
仏像も閻浮壇金(黄金の事)を用いて造る様に仏典で指示されていますが、現物は銅台に鍍金しています。
この一対の獅子は重量から推測して閼伽棚に置く布を押さえるのに使ったと思われます。
これ程の物を見ませんので勅願寺クラスのお寺の2000年前の宝物でしょう。
桐箱入り。