高さ5.7�僉F昂�14.6�僉�重さ1962g。
豊麗・豊満な美女を思わせる白い豊かな器いっぱいに、2色の呉須を使って、力強く書冊や様々の文房具を描き込んだ香炉。
清朝は1912年迄の長命な国家でしたが、康熙帝から乾隆帝にかけては、最大の版図を持ち、その繁栄ぶりが、本品の豊かな(たっぷりとした)姿の迫力と、何の曇りも見せない白さとが「どうだ!見てくれ」という様に、人々に迫って来ます。
正に「本朝は地大物博、足らざるなし」と英国人に豪語した支那の中華意識を見せつける様な、堂々たる風格の作です。
これは輸出用ではなく、清代の高官達が自分で用いた器です。
産地の景徳鎮の官民窯が最も栄えた時代の記念品として珍重されるべき物だと、私は確信します。
わが国では、こうした堂々たる気品を見せる品は、寺院の荘厳具として使われました。
文化大革命の争乱で国外に出た物の1つですが、2017年後5月に美術館に納めました。
大切にされて来ましたが、登録美術館の資格(常時開館)に対応出来なかった為、相続税の対象となり、相続人が複数なので、私共が買い戻しました。
私共は商人ですから、再びこれを売らねばなりません。
国内に留めたい1つです。
桐箱付き。