304 青銅饕餮（後漢〜六朝・１〜６世紀）

304 青銅饕餮（後漢〜六朝・１〜６世紀）

天地22.7�僉�最大幅11�僉�重さ324.4g。

扉や器に取り付けて禍事から守った金具を「鋪首」と呼び、この鬼神は饕餮だとされます。
意外と殷周の物にリアルな図像が無く、形状を記した文献と様式化した図像のみなので、目で具体像を見る造品として、本品は重要です。

地金は銀灰色の青銅です。
これだけ重厚な雰囲気を持つ大きな作は珍しく、恐らく元は豪華な漆器の壺類に取り付けてあったと思われて、当時の名残らしい朱色の塗料が緑青の間に僅かに残っています。

ビロードを敷いた木の箱に入っていますが、御要望に応じ木製のプレートに留め、台を付け（実費頂戴＋4万円）飾る様にも出来ます。

桐箱付き。
280,000円(税込308,000円)