高さ20.3�僉�左右13�僉Ｂ羣造留�行6�僉�重さ1158g。
不空羂索観音は六（七）観音の１つで、絹と釣糸を持って輪廻の苦海から人々を救います。
殊に無病息災の御利益が有名です。
この作は特に美しいお顔に出来ており、宝瓶や綱などの持物や宝冠は黄金を着せ、ルビー、エメラルド、珊瑚、トルコ石を嵌めて有ります。
チベットへ呼ばれたサキャ族（釈尊の子孫を名乗る一族）の仏師によって造られたと伝えています。
1945年頃のチベット密教が一番栄えた頃の名作です。
現地では貴族の念持仏として厨子に納められて来たので外気に触れず、製作時の銀色を保っています。
その後わが国に渡り、2007年夏に個人美術館に収められました。
大切にされて来ましたが、登録美術館の資格（常時開館）に対応出来なかった為、相続税の対象となり、相続人が複数なので、私共が買い戻しました。
箱なし。
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